「副業をしたいけど何から始めればいいんだろう?」
「クラウドソーシングが気になるけど、案件を受注できるか心配」
こんな悩みを抱えて、副業の第一歩を踏み出せないままではありませんか?
副業を始めるには、まず何よりも「最初の1円を稼ぐ」ための行動が大事です。
そんな時にはクラウドソーシングの「タスク型案件」が便利です。この記事では「タスク型案件」とは何か、そのメリット・デメリットや、具体的な始め方をわかりやすく解説します。
今日がこれからの人生で一番若い日です。さっそく副業の最初の一歩を踏み出しましょう!
クラウドソーシングの「タスク型案件」とは
クラウドソーシングの「タスク型案件」とは、1つの依頼に対して大勢の人が同時に作業を行う方式の案件のことです。
アンケートやレビュー、データ入力や小規模な記事作成など、比較的難易度が低い案件が多いのが特徴となっています。
発注者への営業活動や条件交渉などを行う必要がなく、条件にさえ合致していれば画面上ですぐに仕事に取り掛かることができます。
そのため、副業初心者の方や、スキマ時間を有効に活用したい人にはぴったりの案件方式と言えるでしょう。
「タスク型案件」のメリット・デメリット
クラウドソーシングの「タスク型案件」にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
順番に見ていきましょう。
「タスク型案件」のメリット
「タスク型案件」の主なメリットは次の3点が挙げられます。
それぞれについて見ていきましょう。
初心者でもすぐに仕事を獲得できる
「タスク型案件」は条件にさえ合致すれば、クライアントへの営業活動や条件交渉をせずに、その場で仕事に取り掛かることができます。
起業や副業をしていると誰もが最初に直面する壁が「仕事を獲得する」ことです。
一定時間勤務すると給料が貰える会社員やアルバイトと異なり、ビジネスは仕事も自分で獲得しなければ始まりません。クライアントへ数多くの提案を出したりするなどが必要になりますが、こうした営業活動自体は当然ながら1円の利益も得られないタダ働きとなります。
そのため、すぐにお金にできる「タスク型案件」は副業の最初の一歩として非常に適した選択肢と言えるでしょう。
経験と実績を積み上げることができる
先述したように、副業はまず仕事を獲得することが勝負です。
より条件の良い案件を獲得するためには、クライアントに自分を売り込んで発注先として選んでもらう必要があります。
その際に重要となるのが経験と実績です。クラウドソーシングサイトでは、受注した案件の記録がプロフィール上で公開される仕様となっているのが一般的です。
初心者の方はまずはタスク型案件をしっかりとこなし、仕事を完遂できる人材であることをプロフィール上でアピールできるようにすると良いでしょう。
スカウトされる可能性もある
「タスク型案件」はクライアントと作業者の間でコミュニケーションをとる必要がないのが特徴ですが、お互いに相手のアカウントは知ることができます。
しっかりとした成果物を納品することで、クライアントに好印象を残すことができれば、より条件の良い仕事のオファーをくれる場合もあるかもしれません。
クライアントとしても、毎回新しい人に仕事をしてもらうより品質が安定している人に継続案件として依頼した方がメリットがあるためです。
「タスク型案件」を機械的な作業と思わず、案件の向こう側にいるクライアントを意識して納品物を仕上げることを忘れないようにしましょう。
「タスク型案件」のデメリット
「タスク型案件」には次のようなデメリットもあります。
それぞれについて見ていきましょう。
作業単価が安い傾向にある
「タスク型案件」は一般的に作業単価が安い傾向にあります。
特にアンケートや簡単なデータ入力の案件の場合、1件あたりの報酬が数円~10円程度であることも珍しくはありません。記事作成の案件であっても、千円を超える案件は極めて稀と言ってよいでしょう。
これは、単価の高い案件を発注する場合は、クライアントが発注先をしっかり吟味できる「プロジェクト型」や「コンペ型」が選択されるためです。
「タスク型案件」は本格的な案件を受注するまでの経験・実績作りや、あくまでもスキマ時間を有効活用する手段として割り切って活用するのが良いでしょう。
作業が承認されない場合もある
すぐに作業に取り掛かれる「タスク型案件」ですが、納品した作業が必ず承認されるわけではない点には注意が必要です。
クライアント側が求める条件通りに作業が行われていなかったり、品質が不十分とみなされば場合は不承認となり、報酬を獲得することができません。せっかく作業をしたのに、報酬が貰えないのでは働き損となってしまいますね。
とはいえ、クラウドソーシングサイト側ではクライアントに対して非承認の回数を制限していることが一般的ですので、非承認になるのはごく一部の例でもあります。
しっかりと指定された内容を確認し、クライアントの意向に沿って丁寧な作業を心掛けることで、非承認を回避することに繋がるでしょう。
高度なスキルは身につかない
冒頭でもご説明したように、「タスク型案件」は比較的難易度が低い作業を大勢の人にやってもらうための依頼方式です。
「タスク型案件」を多くこなすことで、効率的に作業を行うスキルはある程度身につくかもしれませんが、高度で専門的なスキルは身につかないと考えた方が良いでしょう。
よくある「タスク型案件」の種類
「タスク型案件」にはどのような種類の案件があるのでしょうか。
ここではよくある案件を3種類ご紹介します。
アンケート・レビュー
アンケート・レビューは、選択式や記入式の解答欄に回答していくタイプの仕事です。
商品やサービスの口コミや、ドラマ・アニメの感想など幅広いジャンルがあります。
企業がマーケティングの一環として行っている場合や、ブログやYoutube動画などの素材として募集されている場合などがあり、報酬は1件あたり数円~数十円程度が中心ですが、中には100円を超える案件もあります。
回答項目の複雑さや、写真添付の要否などで作業の手間が変わってきますので、内容を見てコストパフォーマンスの良い案件を選択すると良いでしょう。
手軽に行える案件をこなすことで、初期段階で実績の件数を積み上げることができます。
データ収集・入力・リスト作成
データ収集・入力・リスト作成は、データの収集や入力を行うタイプの仕事です。
指定された資料やインターネット上からデータを集めて、決められたシステムやリストなどに入力していくケースが多く、報酬は1件あたり数円~数十円程度が中心ですが、100円を超える案件も存在します。
繰り返しの作業となるうえ作業の正確性が求められる仕事ですが、特別なスキルが必要ないことが多く、実績の件数も増やしやすい分野と言えるでしょう。
簡単な記事作成
「タスク型案件」では、口コミや体験談などの簡単な文章作成の案件も多数あります。
200~300文字程度の簡単な文章作成から、中には1,000文字や2,000文字といった小規模な記事作成が募集されているケースもあります。
報酬はプロジェクト形式と比較して文字単価が低い傾向にありますが、それでも1件あたり1,000円~3,000円程度の案件も少なくありません。
Webライターを目指している人であれば、報酬を得ながら記事作成の経験と実績を得るチャンスと言えるでしょう。
ただし、文字数の多い案件だとそれだけ作業時間も多くかかりますので、内容をよく見てから着手するようにしましょう。
最短5分でできる!「タスク型案件」のやり方
クラウドソーシングの「タスク型案件」のやり方は非常にシンプルです。
ここでは業界大手の「クラウドワークス」と「ランサーズ」の場合を例にとって、「タスク型案件」の進め方をご紹介します。
なお、タスク型案件はスマホアプリでも実施できますが、生産性の観点からパソコンで実施することをおすすめします。
もし、初期費用を押さえながらパソコンを用意したい場合は、パソコンのレンタルができるサービスもありますので検討してみると良いでしょう。
それでは、パソコンを使用した場合のタスク型案件の進め方について見ていきましょう。
クラウドワークスの場合
- はじめにログイン
クラウドワークスにログインします。
- Step.1タスク案件を見つける
「仕事を探す」から、絞り込みの「タスク」にチェックを入れて「絞り込む」ボタンを押します。キーワード検索もできますので、自分に合った案件を探しましょう。
- Step.2「作業を開始する」ボタンを押す
作業内容と報酬を確認して、「作業を開始する」ボタンを押します。
- Step.3作業を実施する
画面上の指示や入力欄に沿って作業を実施します。
- Step.4「作業完了報告」ボタンを押す
作業が終わったら「作業を完了する」ボタンを押しましょう。
- Step.5クライアントによる承認
クライアントが作業を承認すると報酬が支払われます。
すぐに支払われる場合もあれば、数日かかる場合もあります。
焦らずに待ちましょう。
ランサーズの場合
- はじめにログイン
ランサーズにログインします。
- Step.1タスク案件を見つける
「仕事を探す」から、絞り込みの「タスク」にチェックを入れて「絞り込み」ボタンを押します。キーワード検索もできますので、自分に合った案件を探しましょう。
- Step.2「作業をはじめる」ボタンを押す
作業内容と報酬を確認して、「作業をはじめる」ボタンを押します。
- Step.3作業を実施する
画面上の指示や入力欄に沿って作業を実施します。
- Step.4「作業完了報告」ボタンを押す
作業が終わったら「作業完了報告」ボタンを押します。
- Step.5クライアントによる承認
クライアントが作業を承認すると報酬が支払われます。
すぐに支払われる場合もあれば、数日かかる場合もあります。
焦らずに待ちましょう。
このように「タスク型案件」は仕事を見つけたらすぐにその場で仕事をして、報酬を得られるのが特徴です。
「タスク型案件」におすすめのクラウドソーシング
クラウドソーシングで「タスク型案件」をするなら、クラウドワークスかランサーズがおすすめです!
業界最大手のクラウドワークスでは登録者数が480万人を超えているため、豊富な案件が揃っています。
また5万円以下のプロジェクト案件の場合はワーカー側の手数料が5%と、業界大手の中では低めの設定となっているのも嬉しい点と言えるでしょう。
また、クラウドワークスに次ぐ規模を誇るランサーズはタスク型案件の手数料が低くてお得です。
クラウドソーシングはこの2社が業界シェアの大部分を占めていますので、両方に登録しておくことで効率的に案件探しができるようになります。
サービス名 | 特徴 |
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クラウドワークス | クラウドワークスの特徴 業界最大手で案件の数がとにかく豊富! ・業界トップのユーザー数480万人 ・ワーカー手数料は5%~20% ・タスク型案件なら今すぐ仕事ができる |
ランサーズ | ランサーズの特徴 案件ジャンルが277種類と幅広い! ・ユーザー数110万人の業界大手 ・ランサー(受注者)手数料は16.5%固定 ・タスク型案件はクラウドワークスよりお得! |
クラウドワークスやランサーズなら、無料の会員登録を行うだけで、今から「タスク型案件」を受注することが可能です。
どんなに小さなステップでも、最初の一歩を踏み出すことで新しい可能性が拡がります。
本業以外の収入が欲しいもののまだ具体的な行動ができていないという方は、まずはどんな「タスク型案件」があるのかを検索してみることから、副業の最初の一歩を踏み出してみませんか。
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なお、クラウドワークスとランサーズ以外のクラウドソーシングについても下記の記事で解説しています。
よろしければこちらもぜひご覧ください!